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ポンプの漏れの原因と対処方法は?

漏れの主原因となるのはメカニカルシール部分です。メカニカルシールは液体の漏れを制限する働きをしていますが、漏れを完全になくすものではなく、微量漏らすことでメカニカルシール摺動面に液膜を張り、保護しながら回転しています。摺動面の摩耗が進むとポンプ下部の漏れ検知穴からの漏れ量が増えてきますので、部品交換の目安となります。具体的には1年もしくは8000時間使用が交換の目安です。
また、ポンプ内部に液体が満たされていない状態での運転や、固形物が含まれる液体の運転は摺動面の早期摩耗につながりますので避けてください。

メンテナンスパーツはニクニオンラインショップからも購入可能です(クレジットカード支払または銀行振込)。
【商品検索方法】
商品カテゴリーの「オーバーホール部品セット」を選択し、検索窓にポンプ型式を入力して検索ください。
ポンプ型式例)25NED15Z 

購入後間もないポンプから漏れてくるのですが、原因と対処方法は?

弊社工場出荷前に全数を検査を行っておりますが、まれにメカニカルシール摺動面の馴染みの兼ね合いで、初期漏れが起こる可能性があります。ポンプを動かし始めてメカニカルシールが接液部に馴染み出すと初期漏れはなくなり、次第に安定してきますが、安定しない場合には最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。また、液中に異物が混入すると漏れの原因になりますのでご注意ください。 

ポンプがサーマルトリップにて停止してしまうのですが、原因と対処方法は?

羽根車がスムーズに回転しておらず、モータが過負荷になっている可能性がありますので、ポンプ内部に異物が混入していないか、羽根車と本体の接触がないか等をご確認ください。
また、使用条件に対しモータ動力があっていない可能性もあります(圧力(バルブ開度)、比重等)。
ただし、ポンプの種類により原因が異なりますので、詳細については各製品の取扱説明書をご確認頂くか、ポンプの型式、製造番号、使用条件をご確認の上、最寄りの弊社営業所へお問合せください。 

ポンプがロックしたのですが、原因と対処方法は?

羽根車がスムーズに回転していない可能性があります。ポンプ内部に異物が混入していないか、羽根車と本体の接触がないか等をご確認ください。
ただし、ポンプの種類により原因が異なりますので、詳細については各製品の取扱説明書をご確認頂くか、ポンプの型式、製造番号、使用条件をご確認の上、最寄りの弊社営業所へお問合せください。 

ポンプを回すと異音がするのですが、原因と対処方法は?

軸受が劣化してくると異音がすることがあります。ポンプ使用期間をご確認頂き、軸受の交換時期の場合には交換をして下さい。また、何らかの原因で羽根車が本体に接触している可能性があります。カバーを外してポンプ内部をご確認ください。
ただし、ポンプの種類により原因が異なりますので、詳細については各製品の取扱説明書をご確認頂くか、ポンプの型式、製造番号、使用条件をご確認の上、最寄りの弊社営業所へお問合せください。 

ポンプの性能(流量や吐出圧)が出ないのですが、原因と対処方法は?

下記の原因が考えられます。ただし、ポンプの種類により原因が異なりますので、詳細については各製品の取扱説明書をご確認頂くか、ポンプの型式、製造番号、使用条件をご確認の上、最寄りの弊社営業所へお問合せください。
・呼び水されていない
・仕切弁が閉じている、または半開きである
・吸上げ高さがポンプにとって高すぎる
・吸込管末端が水中に没していない
・回転方向が逆である
・60Hzを50Hzで運転している
・電圧が低下している
・ストレーナ、フート弁、配管が詰まっている
・空気を吸い込んでいる
・キャビテーションが発生している
・吐出配管に空気が溜まっている
・吸込配管が底付等により閉鎖している 

消耗部品を交換しても流量が落ちる原因は何ですか?

経年劣化等により、モータの能力低下や消耗部品以外の部品の摩耗が起こり、性能が低下している可能性が考えられます。ポンプの状態や使用期間をご確認頂き、交換時期がきている場合はポンプの更新をおすすめします。 

圧力が安定しない原因として考えられることは何ですか?

下記の原因が考えられます。ご確認頂き、解決しない場合は最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。
・ポンプ内の液中に気泡(キャビテーション現象)が発生している
・モータの回転がなんらかの原因で安定していない
・ポンプ周辺機器の運転状況や開閉状況に不具合がある 

真空ポンプで電流値がオーバーする原因は何ですか?

補給水の水量が多過ぎたり、異物をかみこんでいる可能性があります。補給水量は液封式真空ポンプのカタログに記載の性能表をご参照ください。 

エバークリーンの圧力ゲージの表示が緑色から赤色に変わります。何か故障していますか?

インバータの動作確認用なので、製品としての問題はありません。 

キャビテーションとは何ですか?

吸込側の圧力低下・液温上昇等の原因により、ポンプ内部で液体が蒸発し、その水蒸気が加圧されることによりポンプ吐出側で弾ける現象です。キャビテーションにより性能が低下する恐れや、水蒸気がつぶれた際の衝撃により、羽根車や本体が破損するなど、様々な不具合の原因となります。 

ドレン穴とは別にポンプ下部に穴がありますが、プラグなどで塞いでも大丈夫ですか?

絶対に塞がないでください。この穴はメカニカルシールからの漏れ量を検知し、部品交換時期を把握するための穴です。検知穴を塞いでしまうと流体がモータ部まで浸透し、モータも使用不可になる場合があります。
メカニカルシールは漏れを完全になくすものではなく、微量漏らすことでメカニカルシール摺動面に液膜を張り、保護しながら回転しています。摺動面の摩耗が進むとポンプ下部の漏れ検知穴から漏れ量が増えてきます。漏れ量が増えた場合は、メカニカルシールを交換してください。また、1年もしくは8000時間使用が交換目安です。 

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