液封式真空ポンプ 一体型 ステンレス

特長

1. 1段式で2段式と同等の真空性能
   空気エジェクタなしで4kPaの高真空運転を実現
   大気圧側での十分な吸引量も確保
2. キャビテーション抑制機構
   高真空においてもキャビテーションを抑制
   低騒音運転、部品の長寿命化と、運転の安定性を向上
3. 補給水の省水機構
   新開発の省水機構により、従来機種と比較し
   補給水量30%削減。工場のSDGｓ対策に貢献
4. 安全性
   羽根車の各セルにおいて水がピストン運動することによりガスの吸引・圧縮を行うため、ミストや水蒸気を含んだガスの移送も全く支障はありません。ポンプ内部には金属接触がなく、液膜により完全にシールされているためモレがなく、爆発性のあるガスや腐食性の高いガスの吸引・圧縮に適します。
5. 経済性
   高効率設計により経済性を追求、大幅に消費動力を削減します。（2作動型に比べ30％の省エネが可能）液封構造によりガスのリークはありません。高価なガスの圧送、圧縮に効果的です。
6. 低騒音
   シャフト1回転で羽根車のセルの数だけの吸引・圧縮が連続的に行われるため、脈動・振動がありません。また消音セパレータとの組合せにより騒音は極めて低く押えられます。
7. 耐久性
   シンプル構造と堅牢構造に加え、ポンプ内にシール部以外の摺動部や機械的接触がないため、耐久性に優れています。側気口構造（ボンプ内のガス吸引口、吐出口が軸と垂直な位置にある構造）のため磨耗に強く、内気口型（ナッシュ式）のものに比べて長期間高性能を維持します。
8. 清浄性
   油回転式のようなオイルミス卜の発生がなく、清浄な環境を守ります。